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トップ > 研究報告書 > 第26号(2004-2005) > 植物産生樹脂(ポリL-乳酸)容器の評価
―微生物酸化分解測定装置(MODA)による生分解度測定,屋外環境への曝露,家庭用生ごみ処理機による分解およびそのコンポストの幼植物への影響―

植物産生樹脂(ポリL-乳酸)容器の評価
―微生物酸化分解測定装置(MODA)による生分解度測定,屋外環境への曝露,家庭用生ごみ処理機による分解およびそのコンポストの幼植物への影響―

(著者:加瀬谷 泰介,髙橋 徹,後藤 隆子,杉岡 宏明,伊藤 卓郎)

試作ポリ乳酸(PLLA)容器数種類の生分解性を,微生物酸化分解測定装置(MODA)で測定したところ,加工工程に伴って原料樹脂よりも生分解度が低下するものの,いずれの試作容器についても好気的なコンポスト中での生分解性が認められた(70 ~ 80%).日光下,水中(明所,暗所),土壌中に1年間曝露した透明容器はまったく変形,分解しなかったが,日光区と水中(明所)区では分子量が約10%低下し,日光区のみ白濁するなど,光の影響が示唆された.市販生ごみ処理機を用いて,生ごみコンポスト中での挙動を調べたところ,積極的に加温しない機種では緩慢に,80℃‐4時間の加温および間歇攪拌処理を繰り返す機種では比較的迅速に分解した.20回(累積80時間)の加温処理で分子量が約90%低下した.この容器分解物を含むコンポストは,バーク堆肥と混合して熟成させたなら,コマツナ種子の発芽に悪影響を与えず,初期生長を促進した.

キーワード:プラスチック,ポリ乳酸,生分解,容器,MODA,微生物酸化分解測定装置,コンポスト,環境曝露,家庭用生ごみ処理機,コマツナ,発芽試験.

東洋食品工業短期大学・東洋食品研究所研究報告書,26,11-23,(2006)

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