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トップ > 研究報告書 > 第24号(2000-2001) > 無菌充填茶類飲料の品質向上―I

無菌充填茶類飲料の品質向上―I

(著者:久延 義弘,中野 和子,末松 伸一)

pHを酸性とした状態で加熱殺菌し冷却後,無菌的にアルカリ溶液でpHを元の値に戻し無菌充填する,分離殺菌法(SSA法)で容器詰煎茶飲料を製造する場合を想定し,殺菌および調合工程をシミュレーションして,煎茶飲料中の天然型カテキン類の変化を調べた.

  1. pHをL-アスコルビン酸で酸性とすることで,加熱殺菌中での天然型カテキン類の減少を防ぐことができた.
  2. SSA法では,加熱殺菌条件を変更しても,天然型カテキン類に影響を与えることはなく,渋み,苦みのバランスも崩れることはなかった.
  3. 現在市販されている如何なる容器詰煎茶飲料よりも,天然型カテキン類の残存率が高く,天然型カテキン類(天然型ポリフェノール類)の残存性を強調した製品の開発が可能となった.

キーワード:緑茶飲料,無菌充填,PETボトル,カテキン,異性体,pH,ビタミンC.

東洋食品工業短期大学・東洋食品研究所研究報告書,24,143-156,(2002)

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