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トップ > 研究報告書 > 第24号(2000-2001) > コンブの揮発性ヨウ素化合物の同定とその香調

コンブの揮発性ヨウ素化合物の同定とその香調

(著者:高橋 英史,隅谷 栄伸,稲田 有美子,森 大蔵)

コンブは,ヨウ素のよき供給源であるが,揮発性ヨウ素化合物を同定した報告は見られない.マコンブ,リシリコンブ,ミツイシコンブを試料とし,ダイナミックヘッドスペースサンプリング法(DHS)と,減圧連続蒸留抽出法(減圧SDE)で揮発性成分を捕集しGC-MSで同定した.DHSでいずれのコンブからも1-iodopropane,2-iodopropane,1-iodopentane,1-iodooctaneが,減圧SDEではいずれからも1-iodopentaneと1-iodooctaneが揮発していることを確認した.GC-sniffingの結果1-iodooctaneのみ香調が確認され,乾燥コンブと海苔を合わせたような香調であった.マコンブにおける,1-iodooctaneのオーダーユニットの対数は2.2であることから,それは,コンブの香気に寄与する成分の一つと推察される.

キーワード:コンブ,マコンブ,リシリコンブ,ミツイシコンブ,ヨウ素,揮発性成分,ガスクロマトグラフ-質量分析,ガスクロマトグラフ-におい嗅ぎ分析,香調

東洋食品工業短期大学・東洋食品研究所研究報告書,24,131-142,(2002)
/ 日本食品科学工学会誌,49,4,228-237,(2002)

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