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トップ > 研究報告書 > 第23号(1998-1999) > 飲料缶詰製造に伴って排出される産業廃棄物の有効利用
―連続処理機を用いたきのこ培地の製造法―

飲料缶詰製造に伴って排出される産業廃棄物の有効利用
―連続処理機を用いたきのこ培地の製造法―

(著者:岡崎 由朗,加瀬谷 泰介,宮川 キミ枝,山崎 昭子)

食品産業廃棄物の食用きのこ栽培への利用を図るため,コーヒー抽出かすのような植物のリグニン,セルロース,ヘミセルロースからなるリグノセルロースを分解し資化できるきのこ栽培への利用を検討している.前報で20mm径のエクストルーダーを使い基礎データを報告した.今回さらにより実用機に近い40mm径,L/D25のエクストルーダーを使い,培地の殺菌条件の検討と各種きのこの栽培試験を行った.さらに現行1kg袋から3kg入りの大型の培養袋を試作してきのこ収量に及ぼす影響などを調べた.その結果40mm径エクストルーダーでは殺菌条件は130℃,60秒でヒラタケ栽培は可能である.ヒラタケ以外のきのこではタモギタケ,エリンギについてはヒラタケより雑菌に汚染されやすくきのこ収量のバラツキが大きくなる.ブナシメジ,シイタケは子実体の形成は難しい.コーヒーかすの連続大量処理を図るには二軸エクストルーダーが適応性があり,また流量を上げるためスクリュー径の大きいものが良い.また3kg袋の大型袋を試作して検討したが,袋の大型においては袋の底は広く,培地の厚みが薄い方が有利であることがわかった.

キーワード:コーヒーかす,廃棄物,エクストルーダー,ヒラタケ,培養袋,環境,リグノセルロース.

東洋食品工業短期大学・東洋食品研究所研究報告書,23,21-28,(2000)

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