専門教育科目(1年次)
■1年次■
容器詰食品製造に必要な知識、技術の修得に必要な科目です。これらは「缶詰主任技術者」や、「食品衛生監視員」などの任用資格取得に必須となります。
| 授業科目(必修) | 単位数 | 授業科目(選択) | 単位数 |
|---|---|---|---|
| 飲料製造論 | 2 | 包装食品充填論 | 2 |
| 食品衛生学 | 2 | 資源食品利用学 | 2 | 食品学 | 2 | 食と工場管理 | 2 |
| 食品製造論 | 2 | 食と環境 | 2 |
| 食品製造実習 | 2 | 密封機械要素 | 1 |
| 食品容器概論 | 2 | 密封機械機構 | 1 |
| 品質管理1 | 2 | ||
| 微生物学 | 2 | ||
| インターンシップ1 | 2 | ||
| 密封概論 | 2 | ||
| 包装容器材料 | 2 | ||
| 金属容器密封実習 | 1 | ||
| 非金属容器密封実習 | 1 |
専門教育科目解説
- 飲料製造論:末松 伸一 ▲
- 容器詰飲料の製造方法は飲料の種類および性質によって異なります。飲料をその性質に基づいて分類した上で、それらの原材料、容器、製造工程、製造設備、品質管理、微生物およびサニテーションなど、容器詰飲料の製造に関わる基礎技術全般と関連法規、規格基準などの知識を修得します。(飲料の充填容器には金属缶、ガラスびん、プラスチックボトル、紙容器、複合容器などがあり、素材、形状、容量など多種多様ですが、ここでは主として缶詰飲料とペットボトル詰飲料を対象とします。)
- 食品衛生学:稲津 早紀子 ▲
- 食物の摂取は生命の維持に必要不可欠である。しかし、時には健康を損なうばかりでなく、人を死に至らしめる場合もある。本講義では、腐敗・変敗微生物や食中毒菌、病原微生物などの抑制方法および環境汚染物質、食品添加物、遺伝子組み換え食品などについて学習し、「食の安全・安心」に対する基礎知識を身につける。講義内容は、使用するテキストに沿って計画されている。
- 食品学:後藤 隆子 ▲
- 科学技術や流通機構の発達により、我々が口にできる食品の種類や量は今日非常に増加しており、豊かで健康な食生活を送るためには食品に関する正確な知識を持つ事が重要になってきています。食品学では食品の主要成分である水、タンパク質、糖質、脂質、無機質やビタミンおよび嗜好成分の化学的性質について履修します。ついで、加工・貯蔵によって生じるそれらの成分変化、食品の物理的性質(物性)について理解します。
- 食品製造論:後藤 隆子 ▲
- 缶詰、瓶詰からレトルト食品に至るまで、加工食品は我々の食生活を豊かにするのに大きな役割を果たしています。本講義では、飲料以外の代表的な容器詰加工食品の原料選定~加工~殺菌など一連の製造方法を修得します。主に、農産、畜産および水産加工品を対象として取り扱い、それらの原料特性や加工および貯蔵においての違いなどを実際に食品製造工場で行われている加工方法と関連させて理解します。
- 食品製造実習:朝賀 昌志・後藤 隆子▲
- 現在生産されている加工食品の中で代表的なものを取り上げ、原料から加工、充填、殺菌に至る一連の工程を体験します。主に食品製造学および飲料製造論で学習した内容に基づいて、農産および水産加工品と飲料の製造を行い、食品製造に必要な知識、技術を体験します。また、食品製造工場を見学し、工場生産ラインや衛生管理など食品製造現場を実体感します。
- 食品容器概論:末松 伸一 ▲
- 食品製造に携わる上で必要とされる食品容器全般について履修します。特に包装、食品容器の役割、各金属容器、プラスチック容器、軟包材容器、ガラス容器、紙容器の特徴、各種容器の製造法、その容器の諸特性、ユーザー側の取扱いなど専門的基礎知識全般を修得します。
- 品質管理Ⅰ:福島 博 ▲
- 技術者にとって必要な品質管理の基本を含めて、企業活動の基本常識を理解し、改善活動を理解する。さらに、職場で発生する問題について、QC7つ道具を用いて分析し、解決方法を検討できる知識を習得します。
- 微生物学:松永 藤彦 ▲
- 微生物と食の接点を様々な観点から見ていく本講義は、次の5つのテーマで構成される。
微生物の基本的な性質(第1回から第3回)
微生物の生育条件と発酵(第4回から第5回)
微生物の科学技術利用(第6回から第9回)
食と健康と微生物(第10回から第11回)
微生物の耐熱性と容器詰食品の変敗(第12回から第15回) - インターンシップⅠ:朝賀 昌志 ▲
- 学内で学ぶ知識、技術の必要性を、実際の作業場で再認識します。企業(学外実習受け入れ可能企業のリストから選択)における実習を通じて、社会人としての心構えに、何が必要かを考えます。また、各自選択した企業に応じた課題を設定し、実習期間内に調査し、その結果をまとめ報告します。
- 密封概論:高原 陽之介 ▲
- 密封方法として2重巻締・ロールオン・キャッピング・ヒートシール方式があり、それぞれの密封方法が確立されています。密封機械実習で使用する密封機械を教材として、密封に関する原理・原則を機械と対比させる事により明確に理解します。
- 金属容器密封実習:福島 博、高原 陽之介、高橋 雄治、井上 保、遠藤 明 ▲
- 金属容器の密封方法として2重巻締方式があり、それぞれの密封方法が確立されています。密封機械実習基礎では密封に関する原理・原則と機械の実習を通して対比させる事により明確に理解します。
- 非金属容器密封実習:福島 博、高原 陽之介、高橋 雄治、井上 保、遠藤 明 ▲
- 非金属容器の密封方法としてキャッピング・ヒートシール・ロールオン方式があり、それぞれの密封方法が確立されています。密封機械実習基礎では密封に関する原理・原則と機械の実習を通して対比させる事により明確に理解します。
- 包装食品充填論:高原 陽之介 ▲
- 充填物の性状は使用する容器によって決まります。充填設備の具体例と、無菌性や品質の確保・維持する手段を充填行程での技術要素と関連づけて修得し、包装食品の製造における、充填技術の重要性を理解する事を目標とします。
- 資源食品利用学:スミトラ ウェンダコーン ▲
- 科学技術が進歩し、新しい加工技術が開発されている今日でも、加工原料の品質特性は製品の品質を左右する大きな要因となります。また、近年において、多種類の食品材料が世界各国から輸入され、加工食品原料の種類も急増しており、幅広い食品材料について正しい知識を持つことが要求されています。本講義では、加工食品で扱われる原料の種類、生産、栄養成分、加工・貯蔵に影響する品質に関する知識を分かりやすく解説します。
- 食と工場管理:三原 和俊 ▲
- 生産性を追求するものづくりと、人が食する食品である以上、安全、衛生及び満足できるものづくりの実現を、前期で生命と食の意義をしっかり理解を深めた上で、後期にものづくりの基本要素である5S5Mを学び、良いものづくりシステムから良い製品を保証するために必要な、実践的で安全かつ高品質な食品づくりを担える食業人育成に必要な知識、考え方を体系的に教える。
- 包装容器材料:古賀 守 ▲
- 容器詰め食品の製造に必要とされる容器用の金属材料および高分子材料の基礎知識を習得する。特に、容器に求められる特性(製造工程、充填工程、充填後の保存)と金属材料および高分子材料の物性との関係を理解する。
- 密封機械機構:遠藤 明 ▲
- 機械の機構に関する知識を深め、立体認識・図面認識を行うことにより、機械の構造・動作を理解することがある程度可能になる。これらの知識を修得することにより、初めて携わる機械であっても立体認識・図面認識により機械の構造が理解できることから、機械の操作・調整がある程度できるようになる。
- 密封機械要素:遠藤 明 ▲
- 密封機械の機械要素に関する知識を深めるため、機械要素の用途および材料の力学を学ぶ。機械要素を勉強することにより、機械を構成する部品の種類・構造を理解することが可能になる。また、材料の力学を勉強することにより、機械要素にどのような力が加わり、どのように変形・破壊するかということを、定性的に理解することができる。本科目が密封機械実習とリンクしていることを理解し受講することが肝要である。
- 食と環境:三原 和俊 ▲
- 地球環境問題を、一般的な環境問題としてではなく、包装食品加工を学び、将来、食業人として活躍する技術者として、食べること、地球で生きること、食材・包材を使用して包装食品を供することが、資源・エネルギーの生産、消費及び廃棄という地球環境の環の一環を成す仕事に関わることを理解させる。





