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専門教育科目

1年次

容器詰食品製造に必要な知識、技術の修得に必要な科目です。これらは「缶詰主任技術者」や、「食品衛生監視員」などの任用資格取得に必須となります。

必修 授業科目 単位数
食品製造論 2
食品製造実習 2
食品容器概論 2
食品衛生学 2
食品学 2
飲料製造論 2
微生物学 2
品質管理1 2
インターンシップ1 2
密封概論 2
包装容器材料 2
金属容器密封実習 1
非金属容器密封実習 1
選択 授業科目 単位数
食と工場管理 2
資源食品利用学 2
食と環境 2
密封機械要素 1


専門教育科目解説

1年次

必修

 教科名: 食品製造論
 担当教員: 後藤隆子
 概 要: 缶詰、瓶詰からレトルト食品に至るまで、加工食品は我々の食生活を豊かにするのに大きな役割を果たしている。本講義では、飲料以外の代表的な容器詰加工食品の原料選定~加工~殺菌など一連の製造方法を修得する。主に、農産、畜産および水産加工品を対象として取り扱い、それらの原料特性や加工および貯蔵においての違いなどを実際に食品製造工場で行われている加工方法と関連させて理解する。

 教科名: 食品製造実習
 担当教員: 朝賀昌志、後藤隆子
 概 要: 現在生産されている加工食品の中で代表的なものを取り上げ、原料から加工、充填、殺菌に至る一連の工程を体験する。主に食品製造論および飲料製造論で学習した内容に基づいて、農産および水産加工品と飲料の製造を行い、食品製造に必要な知識、技術を体験する。また、食品製造工場を見学し、工場生産ラインや衛生管理など食品製造現場を実体感する。 【注意】本実習を修得しなければ、2年次開講の実践フードプロセス実習は履修できない。

 教科名: 食品容器概論
 担当教員: 末松伸一
 概 要: 食品製造に携わる上で必要とされる食品容器全般について履修する。特に、包装、食品容器の役割、各金属容器、プラスチック容器、軟包材容器、ガラス容器、紙容器の特長、各種容器の製造法、その容器の諸特性、ユーザー側の取扱いなど専門的基礎知識全般を学ぶ。

 教科名: 食品衛生学
 担当教員: 稲津早紀子
 概 要: 食物の摂取は生命の維持に必要不可欠である。しかし、時には健康を損なうばかりでなく、人を死に至らしめる場合もある。本講義では、腐敗・変敗微生物や食中毒菌、病原微生物などの抑制方法および環境汚染物質、食品添加物、遺伝子組み換え食品などについて学習し、「食の安全・安心」に対する基礎知識を身につける。講義内容は、使用するテキストに沿って計画されている。

 教科名: 食品学
 担当教員: 後藤隆子
 概 要: 科学技術や流通機構の発達により、我々が口にできる食品の種類や量は今日非常に増加しており、豊かで健康な食生活を送るためには食品に関する正確な知識を持つ事が重要になってきている。食品学では食品の主要成分である水、タンパク質、糖質、脂質、無機質やビタミンおよび嗜好成分の化学的性質について履修する。ついで、加工・貯蔵によって生じるそれらの成分変化、食品の物理的性質(物性)について理解する。

 教科名: 飲料製造論
 担当教員: 末松伸一
 概 要: 容器詰飲料の製造方法は飲料の種類および性質によって異なる。飲料をその性質に基づいて分類した上で、それらの原材料、容器、製造工程、製造設備、品質管理、微生物およびサニテーションなど、容器詰飲料の製造に関わる基礎技術全般と関連法規、規格基準などの知識を学ぶ。飲料の充填容器には金属缶、ガラスびん、プラスチックボトル、紙容器などがあり、素材、形状、容量など多種多様であるが、ここでは主として缶詰飲料とペットボトル詰飲料を対象とする。

 教科名: 微生物学
 担当教員: 松永藤彦
 概 要: 微生物と食のつながりを軸に次の5つの視点から,微生物を制御あるいは利用するための基盤知識を身につける.
(1)微生物の基本的な性質      (第1-3回)
(2)微生物の生育条件と発酵     (第4-5回)
(3)微生物の科学技術利用      (第6-9回)
(4)食と健康と微生物        (第10-11回)
(5)微生物の耐熱性と容器詰食品の変敗(第12-15回)

 教科名: 品質管理1
 担当教員: 福島博
 概 要: 技術者にとって必要な品質管理の基本を含めて、企業活動の基本と改善活動を理解する。更に職場で発生する問題についてQC7つ道具を用いて分析し、解決方法を検討できる知識を習得する。

 教科名: インターンシップ1
 担当教員: 松永藤彦、稲津早紀子、受け入れ企業責任者
 概 要: インターンシップとは、企業で就業体験をつむことである。就業体験を通じて、本学においてどのような知識や技術を学ぶ必要があるのかを知り、自分の将来の方向性を明確に意識するのが目的である。 受け入れ先企業への申し込み、企業研究等の準備を経て夏休み期間中に1~2週間のインターンシップを実施し、後期にひらかれる報告会で体験内容を報告する。

 教科名: 密封概論
 担当教員: 高原陽之介
 概 要: 密封方法として2重巻締・ロールオン・キャッピング・ヒートシール方式があり、それぞれの密封方法が確立されている。密封機械実習で使用する密封機械を教材として、密封に関する原理・原則を機械と対比させる事により明確に理解する。

 教科名: 包装容器材料
 担当教員: 古賀守
 概 要: 容器詰め食品の製造に必要とされる容器用の金属材料の基礎知識を修得する。更に材料に力が作用したときの力の 釣り合い、材料の変形・強度・破壊を、一般力学とくに静力学の原理を用いて解析する方法を学ぶ。

 教科名: 金属容器密封実習
 担当教員: 高原陽之介、高橋雄治、福島博
 概 要: 金属容器の密封方法としては、二重巻締め方式があり、密封方法が確立されている。本実習では密封に関する基礎、原理、原則を機械実習を通して明確に理解してもらう。

 教科名: 非金属容器密封実習
 担当教員: 福島博(キャッピング)、井上保(ヒートシール)
 概 要: 非金属容器(プラスチック)の密封方法としては、パウチ、カップなどのヒートシール方式と飲料用PETボトルのキャップのキャッピング方式等があり、それぞれの密封方式が確立されている。本実習では密封に関する基礎、原理、原則を機械実習を通して明確に理解してもらう。

選択

 教科名: 食と工場管理
 担当教員: 三原和俊
 概 要: 包装食品を作る食品工場で必要な管理技術、工場のものづくりの基盤となる考え方、ものづくりの要素である人、設備、材料、製造方法、マネジメント等の基本を理解する。そして食品工場としてその根幹となる衛生、品質をどのように工場で実現するかを、5S、TPM、GMP、PRP、HACCP、ISO22000という管理ツールを学び、食品工場で必要な実践的な運用につき、体系的に学ぶ。

 教科名: 資源食品利用学
 担当教員: スミトラ ウェンダコーン
 概 要: 科学技術が進歩し、新しい加工技術が開発されている今日でも、加工原料の品質特性は製品の品質を左右する大きな要因となる。また、近年において、多種類の資源食品が材料として世界各国から輸入され、加工食品原料の種類も急増しており、幅広い食品材料について正しい知識を持つことが要求されている。 本講義では、加工食品で扱われる原料の種類・利用、特徴的な成分および調理・加工・貯蔵の際に起こる化学・物理的変化について学び、食品の品質および食の安全・安心につながる知識を身につける。

 教科名: 食と環境
 担当教員: 三原和俊
 概 要: 卒業後、食品産業で活躍する際、食業人としての倫理観、行動基準が求められる。本講座では、食材となる生命が宇宙、太陽系、地球環境とどう関わっているのかを学び、地球環境を構成する大気圏、水圏、土壌圏、生物圏と食品、人との関わり、生物圏から独立した人間圏における食の源となる農業や工業化された食品産業の特質を理解する。そして物質とエネルギーの地球的循環と食品産業、食品加工及び食品包装が地球環境に及ぼす影響を知ることで、食品工場で必要とする環境に対する取り組みと心構え、ものづくりに反映すべきことがらを学習する。

 教科名: 密封機械要素
 担当教員: 竹之内健
 概 要: 充填密封工程で用いられる機械の基本要素を習得する。*電気工学概論と一対で講義するので、受講者は必ず電気工学概論も履修すること。


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